津山中央病院


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診療科
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脳神経外科

脳神経外科

方針

 岡山県北で唯一、高度な脳神経外科医療を24時間体制で提供します。
県北の方々の治療は県北で受けられるように、地域完結型の医療を目指しています。
(岡山大学病院その他、関連医療機関と連携体制をとっていますので、特殊な疾患は紹介させていただきます。)

 

診療内容

 当院は、地域唯一の救命救急センターがあり、頭部外傷や脳卒中などの救急疾患を24時間体制で受け入れています。カバーしている地域は広く、津山市周辺のみならず、西は真庭市や新見市、東は美作市、兵庫県佐用郡周辺、北は鳥取県からも救急患者さんを受け入れています。

 特に、くも膜下出血や頭部外傷の手術数は多く、それぞれ岡山県下で第2位・第3位となっています。(厚生労働省が公表した2011年度のデータより。岡山市内や倉敷市内の大病院と比較しても遜色ないことが示されています。)

 また、脳腫瘍の手術も多く手がけており、手術ナビゲーションシステムや神経内視鏡など、最新の医療機器や術中モニタリングを併用して、安全・確実で体に負担の少ない手術を行っています。

 手術以外でも、年間300人を超える脳卒中(脳梗塞や脳出血など)の急性期治療を行っています。t-PAという新しい薬を用いた脳梗塞治療(脳の血管に詰まった血の塊を溶かして血流を再開させ、症状の改善をはかる治療)の実績も豊富です。また、近隣のリハビリテーション病院とも連携し、スムーズな回復期リハビリテーションへの移行と早期の社会復帰・家庭復帰を目指しています。

 

主な治療対象
  • 脳卒中(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞)
  • 脳腫瘍
  • 頭部外傷(急性硬膜外血腫、急性硬膜下血腫、脳挫傷、頭蓋骨骨折、慢性硬膜下血腫など)
  • 脳血管異常(脳動静脈奇形、もやもや病、頚動脈狭窄症、中大脳動脈閉塞症など)
  • 顔面けいれん
  • 三叉神経痛
  • 正常圧水頭症(シャント手術)
     

※当科ではJ-ASPECT study(レセプト等情報を用いた脳卒中、脳神経外科医療疫学調査)に登録し、脳卒中と脳神経外科の医療体制の整備に関する「臨床研究」に協力しています。

 

主な手術症例
手術名 2017年(件)
脳腫瘍摘出術 19
脳動脈瘤クリッピング術 24
脳動脈瘤コイル塞栓術 2
頭蓋内血腫除去術(開頭) 27
頭蓋内血腫除去術(内視鏡下) 9
水頭症シャント手術 13
慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 91
経皮的脳血栓回収術 11
脳血行再建術 18

 

※当科での手術症例は全例JND(Japan Neurosurgical Database)に登録し、全国的な医療の質向上に役立てています。

 

 

 

外来についての特記事項
  • できるだけ、かかりつけ医の紹介状をお持ち下さい。
    かかりつけ医から前もって診察と検査の両方を予約して頂ければ、来院されたときに診察や検査をスムーズに行え、待ち時間を短縮できます。(紹介状をお持ちでない場合は、待ち時間が長くなる場合があります。)また、お薬手帳や血圧手帳、CTやMRIの画像データなどお持ちでしたらご持参下さい。
     
  • 「再来の方」
    原則的に、予約制の診察となります。予約した時間にご来院ください。手術など、当日の状況により、予約時間に診察ができない場合や、外来担当医が変更になる場合がございますのでご了承下さい。体調が悪い時など、予約を変更したい場合には、お電話でご相談下さい。

     
 医師紹介

 

 
医師名 小林 和樹
役職

主任部長

脳卒中センター長

岡山大学医学部 臨床講師

専門領域 脳血管障害・脳腫瘍・脳内視鏡手術
頭部外傷・正常圧水頭症など
専門医
指導医

日本脳神経外科学会専門医・指導医

日本脳神経血管内治療学会専門医

脳梗塞rt-PA適正使用講習会受講

 

 

 
医師名 小川 智之
役職

部長

脳卒中センター副センター長

専門領域 脳神経外科
専門医
指導医
日本脳神経外科学会専門医・指導医
日本脳卒中学会認定脳卒中指導医・専門医
脳神経外科指導医
脳血栓回収療法実施医認定

 

  

 
医師 守本 純
役職 部長
専門領域 脳神経外科
専門医
資格

日本脳神経外科学会専門医
日本脊髄外科学会認定医
日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
脊椎脊髄外科専門医

 

 

 

外来診療担当医のご案内