心臓カテーテル業務では冠動脈造影(CAG)をはじめ、経皮的冠動脈形成術(PCI)、末梢血管カテーテル治療(EVT)などにおいて生体情報の監視を行っています。
カテーテルを用いて心臓の検査や治療をする際には、心電図や血圧などの生体情報を監視しておく必要があります。ポリグラフ(多用途生体監視装置)を用いて生体情報の監視、計測、解析などを行っています。そのほかには、治療の際に使用するIVUS(血管内超音波)・OCT(光干渉断層診断)やローターブレーターの準備・操作、FFR(冠血流予備量比)の測定、ペースメーカプログラマーの操作、緊急時に使用する麻酔器、除細動器の保守管理などを行っています。
緊急時には24時間体制で対応しており、急変や急患にも対応できるよう、除細動器、V-A ECMO(体外式膜型人工肺)、IABP(大動脈内バルーンポンピング)、IMPELLA(補助循環用ポンプカテーテル)を常備しています。
緊急時にも適切な判断ができるように現場スタッフと連携をとりながら検査、治療をサポートしています。
ポリグラフ(多用途生体監視装置)の操作
左:清潔物品出し 右:ポリグラフでの生体情報監視
2024年5月 更新