当院の初期臨床研修について
① 豊富かつ多様な救急症例数
県北唯一の救命救急センターであり、年間5,000件の救急車、救急外来受診25,000人と1次から3次までの豊富かつ多様な症例を経験できます。
初期研修医はまず3次救急と集中治療の当直を経験し重症患者の全身管理や手技を習得し1次2次の救急外来を担当する方針としています。救急の専門医に指導をもらい、心肺停止などの重症患者をマネージメントできる事が2年間の目標の1つとしています。
② 資格取得のバックアップ
BLS、ICLS、ACLS、JATEC、PALSなどのコースを病院の時間的・金銭的支援をもらって受講することができます。受講で終了ではなく、コースで学んだ事を各領域を専門とする指導医と共に臨床に生かし、より患者さんへ還元できるようにしています。
③ 勉強会
毎週土曜日の救急勉強会や有名講師を招いての講演会(あの有名なティアニー先生も来られました!)など多数の勉強会を開催しています。座学だけでなく、回診時のちょっとしたレクチャーや空いた時間に人形を用いての心停止対応、外傷対応など、忙しい実務の中でも学べる環境を整えています。
④ 学会発表
臨床で経験した症例、感じた疑問などをまとめ、学会発表する事も医師として必要です。初期研修医は必ず学会で発表するように指導しています。指導医の先生からの熱心な指導により研修医優秀賞など多くの賞を頂いております。
⑤ 指導医の情熱!研修病院としての情熱!
上記の特徴を述べましたがどれだけハードウェアの優れた病院でも指導医の情熱がないと研修医の成長は望めません。津山中央病院の指導医は忙しい臨床の中でも研修医の成長のために、指導をかかしません。よき研修医はよき指導医になるもの、毎年半数以上の初期研修医が引き続き後期研修医として当院で修練を積んでいます。
津山中央病院には卒後臨床研修センター(卒臨研)という初期研修医の先生の研修をサポートする組織が存在しています。各科の指導的立場の医師と研修医とで構成され後期研修医や若手スタッフが初期研修医の研修の悩みや相談などを気軽に聞ける場を提供しています。
⑥ 研修医の成長を約束
当院の2年間の研修を終えた先生は自信を持って急変対応ができるまでに成長しています。岡山県の初期研修病院から研修医の代表を選出し、その臨床力を競う研修医OSCE レジデントカップにおいて毎年平均3部門(全7部門中)でMVPを獲得している事からも、その研修力の証拠であると考えています。
臨床力を鍛えたいと考えている医学生の皆さん、一度見学に来て当院の情熱を感じてみませんか?
年次報告
津山中央病院 初期臨床研修をご希望の医学生へ
卒後臨床研修センター、津山中央病院の概要・初期臨床研修の内容をご覧いただけます。
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