臨床検査部
新着情報
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2013/10/01 検査情報追加しました。
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2013/10/01 Hp更新しました
Hp更新しました
ようこそ!臨床検査部ホ-ムペ-ジへ
臨床検査部の紹介
臨床検査とは、病気の診断、治療、予防に際して行われる検査です。各診療科から依頼された検査を正確に行い、信頼性のある結果を迅速に提供する部門です。私たち臨床検査技師は、質の向上と共に待ち時間短縮などの患者様の満足度向上に積極的に取り組んでおります。
各部門紹介
○血液検査
赤血球数や白血球数などを測定し、貧血や炎症反応の有無を調べる検査や血液型検査・輸血検査等を行っています。
○生化学検査
血液中の脂質や酵素などを測定する肝臓機能・腎臓機能検査や甲状腺などのホルモン検査、B型肝炎・C型肝炎などの感染症検査等を行っています。
○一般検査
一般検査では尿検査を主に糞便、脳脊髄液などの検査を行います。尿が作られる腎臓や尿路
の異常を見つけるだけでは無く、全身の情報を得ることができます。尿と便は手軽に採取でき、
多くの情報を持っているので有用です。便検査は胃や腸からの出血の有無により消化管出血
のスクリ-ニングを行います。また寄生虫の検査も行います。
○病理検査
・組織検査
病理組織検査とは、内視鏡検査の時につまみ採ったり、体表からメスや針で採ったりした病気
の部分を顕微鏡で観察して病気を診断する検査です。手術で摘出された組織は病変が採りき
れたか、どのくらい進行しているのか、病変のタチの悪さはどうか、などを調べます。
臨床検査技師は主に標本の作製を行い、専門の医師である病理医が「病理診断」を行います。
病理診断は主治医に報告され、診察や他の検査結果とともに治療方針の決定に役立てられま
す。
・細胞診検査
細胞診検査とは、子宮がん検診では綿棒でこすり採ったり、尿や痰のなかに混ざっている細胞を集めたり、乳房などのしこりから細い針を刺して吸引して採取した細胞を顕微鏡で診て、がん細胞があるかないかを確認することを目的にしています。
臨床検査技師が主にスクリ-ニング検査(ふるい分け)を行い、気になる細胞は病理医とともに観察し、主治医に報告されます。場合によって、細胞診検査は最終診断となり、治療に役立つ情報を提供します。
・環境とISO
当院のISO14001の取り組みの中で、病理検査室では環境への影響が大きいと考えられるホルマリン、エタノ-ル、キシレンなどの有機溶剤は流しに流していません。業者に回収を委託し、環境に配慮しています。
○生理検査
生理検査室では、心電図・運動負荷心電図・心臓超音波検査・頸動脈超音波検査
動脈硬化検査・肺機能検査・脳波・筋電図・聴覚検査などを行っています。
どんなことがわかるの?
心電図・運動負荷心電図・心臓超音波検査では不整脈や狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症などがわかります。
頸動脈エコー、動脈硬化の検査は、動脈硬化の程度を知ることができます。
肺機能検査では、肺気腫やぜんそくがわかります。
筋電図検査は、手足の神経のはたらきを調べます。
脳波検査は、けいれんや意識の状態を調べます。
聴覚検査では耳の聞こえを調べることができます。
○細菌検査
通常目に見えない小さな生き物を微生物といいます。その微生物は大きさや構造から、原虫、真菌、細菌、ウイルス等
に分類されます。その内の細菌について調べる検査を行っています。
細菌検査について
細菌検査は患者様より提出された検体を顕微鏡で観察し、細菌の有無を確認したり、病原細菌の推定を行いますので、
検査結果が出るまで時間がかかります。
*顕微鏡でみた細菌