2020年5月よりナリコマエンタープライズの
クックチルシステム を取り入れています。
入院患者さまを対象に 朝食に関する食事アンケートを実施しましたので 結果をご報告いたします。 ご協力いただきありがとうございました。 |
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7月の嗜好調査より、85%の患者様から「やや満足」以上の回答をいただくことができました。
「野菜がたくさん使われていて、家に帰ったときの目安になります。」「肉や魚が苦手でしたが、豆腐や豆で上手く工夫しており、 しっかり食べれました」などのお言葉をいただきました。
食事を通して献立の工夫をお伝えできたこと、退院後の食事の参考にしていただけていることが実感でき、うれしく思います。
一方で、「デザートをもっとつけてほしい。」といった献立に対するご指摘や、「噛み切れない野菜があり、気になる。」「味がうすい。」など使用食材や調理や味付けについてのご指摘の意見もいただきました。
今後も頂いたご意見を元に、食材に合わせた調理方法や献立の見直しを行い、 さらに美味しい病院食になるよう心掛けます。また、病室訪問や栄養相談を通してより多くの患者様と関わり、食材の組み合わせ・減塩のコツなど退院後の食生活に役立つ情報をお伝えできるよう努めてまいります。
クックチルシステムを利用した食事は、朝食に提供できる品数や献立のバリエーシ
ョンが増えるなどサービスの向上に繋がっています。さらに食べる力・噛む力・飲
み込む力によってソフト食、ミキサー食、ゼリー食など身体機能に合わせた 4形態
の食事提供が実現しました。また調理にかかる時間の短縮により調理師等の作業負
担が軽減され、時間と心に余裕を持てることで丁寧な盛り付けを今まで以上に意識
できるようになりました。