2020年5月よりナリコマエンタープライズの
クックチルシステム を取り入れています。
入院患者さまを対象に 朝食に関する食事アンケートを実施しましたので 結果をご報告いたします。 ご協力いただきありがとうございました。 |
入院中の食事について「おいしい」「ややおいしい」と答えた方が89%、主食について「満足」「やや満足」と答えた方が92%、同じくおかずでは84%の評価結果となった。
患者様より、「前回入院した時よりも美味しくなっている。」「写真に撮って退院後の参考にします。」等の意見を頂いた。また朝食に関して、「朝のホッケが美味しかった。」「朝から魚が食べれて嬉しかった。」「朝食の品数が多くて嬉しい。」など、高評価の意見が多くあった。クックチルシステムを導入したことで、朝食の献立を充実させることができ、患者様の満足度の向上に繋がっていることを実感した。
一方で、「味が薄い。」「酢の物の酸味が強い。」「野菜が軟らかすぎる。」との意見を頂いた。次の目標として食事満足度の満足65%を目指しており、美味しさを追求するために冷凍野菜の調理方法や調味料の調整など、今度もワーキング活動で検討を重ねていきたい。また、病室訪問や栄養指導を通して、正しい知識や新しい情報をお伝えし、退院後の食習慣の改善につながるよう努めていきたい。
クックチルシステムを利用した食事は、朝食に提供できる品数や献立のバリエーシ
ョンが増えるなどサービスの向上に繋がっています。さらに食べる力・噛む力・飲
み込む力によってソフト食、ミキサー食、ゼリー食など身体機能に合わせた 4形態
の食事提供が実現しました。また調理にかかる時間の短縮により調理師等の作業負
担が軽減され、時間と心に余裕を持てることで丁寧な盛り付けを今まで以上に意識
できるようになりました。