Topics21 ”平成28年度医療安全推進研修会 『曝露対策研修会』”
近年、がん薬物療法の主体である抗がん薬は開発が急激に進められ、集学的治療として多様な治療に用いられています。治療の場は入院から外来、そして経口抗がん薬の増加により生活の場へと拡大を見せています。しかし、抗がん薬には人間への発がん性があることが知られていますが、日本においては、HD（Hazardous Drugs ：抗がん薬をはじめ、医療関係者の健康にも影響を及ぼす薬剤）という概念が普及しておらず、HD曝露の危険性と適切な管理の重要性の認識が低いと思われます。そこで、業務に関する具体的で安全な取り扱いに関する知識が深められるよう、勉強会を企画し、開催しました。
日時： 平成28年8月4日（木）・10日（水）・24日（水）18：00～
演題： 『がん薬物療法における曝露対策について』
講師： 津山中央病院 化学療法センター がん化学療法看護認定看護師大谷孝代先生
薬剤師水田円先生
対象： 医師、看護師、薬剤師、運搬に携わる職員、清掃員などHD曝露の可能性があるすべての職員
講演の様子
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