Topics27 ”令和元年度 曝露対策研修会”
近年、がん薬物療法の主体である抗がん薬は開発が進み、集学的治療として多様な治療に用いられています。また、入院治療が主体であった化学療法は、支持療法の進化とともに外来での治療が主体となってきており、患者の生活の場へと広がってきています。
抗がん薬には人間への発がん性があることが知られており、近年は「がん薬物療法における曝露対策ガイドライン」の制定に伴い、全国の拠点病院を中心に定期的な教育の実施を行っています。
当院でも職業性曝露を予防するために、各業務に関する具体的で安全な取り扱いに関する知識が深められるように、定期的に勉強会を開催しています。
今年度は10月23日に開催いたしました。
日時:令和元年10月23日(水)17:45~18:45
演題:「がん薬物療法における曝露対策について」
講師:津山中央病院 化学療法センター がん化学療法看護認定看護師 大谷 孝代 先生
薬剤部 薬剤師 水田 円 先生
対象:医師、看護師、薬剤師、運搬に携わる職員、清掃員などHD曝露の可能性があるすべての職員