津山中央病院

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内視鏡センター
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内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の概要について

 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)は、高周波メスにて直接病変の周囲切開と病変下の粘膜下層を視認しながら剥離していく事により、腫瘍径が大きな病変でも病変を一括で切除することが可能です。そのため、詳細な病理診断が可能で、根治性が高く、その後の明確な治療方針が患者さんに提示できる優れた手技です。臓器が温存されるために、外科手術と比べて患者さんの負担の軽減につながります。

 

状況に応じて様々な道具を使い分けます
 

 

 

 

病変の周囲にマークをしてその周囲を切開後、粘膜下層を剥離していきます。

  

 潰瘍は約2ヶ月で治癒します。早期がん(食道・胃・大腸)に対する治療法のひとつで、内視鏡的な手術になります。当院でもESDの件数は年々増加してきており、平成24年は上部(食道・胃)168例、下部(大腸)10例に対してESDを行っております。術中、術後の偶発症としては、輸血が必要となるような出血を0.4%、穿孔(腸管の壁に穴があくこと)を3.7%に認めましたが、迅速に適切な対処をすることによって緊急手術を要した症例は認めておりません。2012年4月からは、今までは先進医療として行われてきた大腸ESDが保険収載され、それに伴い当院におきましても今まで以上に積極的に大腸ESDを行っており、2013年度は約半年で16件の大腸ESDを施行しております。
 

手術中の体制


術中は静脈麻酔を使用し、ウトウトと眠っている状態(鎮静状態)で行われます。処置は医師2名、状態を観察記録する看護師2名で行います。鎮静に対しては患者さまがどの程度眠られているかを測定するモニター(BISモニター)や記録用紙を用いて細かくバイタルチェックを行うことにより安全な処置ができるように努めています。

 

クリニカルパスの導入
 

入院中は入院患者さん用クリニカルパスを使用し病棟看護師が対応しています。通常は8-9日の入院期間で治療しています。