津山中央病院

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総院長のご挨拶

総院長のご挨拶

一般財団法人津山慈風会

総院長

藤木 茂篤

Shigeatsu Fujiki

 

 平成24年に「私たち津山慈風会は地域の皆さんにやさしく寄り添います」を病院理念に掲げて以降、「やさしく寄り添う」とは何であるか職員一同自問自答している毎日です。
当院は地域医療支援病院として「お断りしない救急診療」、「最先端の医療提供」、さらに「地域医療機関との密接な連携強化」を大きな旗印として、県北医療の最後の砦を守るべく真剣に、そして真心を持って取り組んで参りました。
最近では、毎年5,000台弱の救急車で搬送される患者さんを受け入れるため、救命救急センターを拡大しました(20床から30床)。また、がん治療を少しでも安らいだ環境で受けて頂けるよう20床の化学療法センターを新設しました。そして、患者さんの入院や退院後の不安を取り除ければとの思いから立ち上げた入退院支援センター、重症心身障害児(者)と家族ためのレスパイトケアなど、「やさしく寄り添う」というテーマに対しての答えを一つ一つ具現化して参りました。
一方、世の中の少子化、高齢化の強い風は岡山県北にも吹き寄せてきています。皆さんもご存じの通り、2025年に団塊の世代が後期高齢者となり、この地域では大幅な人口減少とこれまでに経験したことのない高齢化率の上昇が起こります。このような時代に「地域完結型の医療」を地域の皆さんにどのようなに提供できるか? 私どもは地域医療支援病院の責務として模索してまいりました。
そして、「急性期医療体制の更なる充実」と「がん診療への特化」という新たなテーマにたどり着きました。
 具体的には、患者さんの体に負担が少ない低侵襲手術のための『手術支援ロボット(ダ・ヴィンチ手術システム)』、重要な血管の手術をより安全・正確に行うためにCT画像撮影装置を備えた『ハイブリッド手術室』など、より高度なそして最先端の医療設備の整備を計画しております。
また、がん陽子線治療センターを岡山大学との共同で平成28年3月運用を目指して準備を進めております。これは中国四国地方で初めての陽子線治療施設となり、岡山県北のみならず、中国四国地方一円の患者さんにとって大きな福音になるものと確信しております。
そして、当院はがん拠点病院でもありますので、がんでお悩みの患者さんのため「緩和ケア」専門の病棟を有する新病棟の増築も計画しており、これらの計画実現に向けて近々槌音が聞こえることを楽しみにしております。
私どもは病院ビジョンに、2020年までに「日本に誇れる医療サービス空間の構築」をと謳っています。このビジョンに向けて職員一同たゆまぬ努力を重ねていく所存です。そして、職員一人一人が地域の皆さんに親しまれる存在になることを目指しています。何卒ご支援ご鞭撻のほど切にお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。